osamantha’s blog

若年性パーキンソン病3児の母、子育てをしつつ社会起業家として活動中。

電車でのこと

先日電車に乗っていた時のことです。

 

5〜6歳くらいの女の子2人を連れたお母さんが乗ってきました。

 

女の子の1人はダウン症でした。

その子が座っていた初老の女性に何か話しかけたら初老の女性が

「座るのね、いいわよ」

と言って席を立ちました。(流れ的に恐らく座りたいことを伝えたのかと思います)

 

お母さんは席を探していたらしくそのやり取りは見ておらず、初老の女性が席を立ちその女の子が座ったあたりから気づいたようで、

「すみません、ありがとうございます」

 

と言っていました。

ここまでは特に何も感じなかったのですが

その後のお母さんの言葉に引っかかる物を感じました。

 

お母さんは周りを見回して、聞こえる声で

「若い人が譲るべきなのに!」と2回言いました。

 

若い人=元気  ではないのに。

 

この瞬間出会った若い人たちのことを勝手に元気と決めつけ聞こえるように言うのはどうなんだろう。

 

私があの時座っていたならきっと一言言っていたと思う。

 

見た目ではすぐにわからない病気の人だっている。

 

元気な人でも夜勤明けでクタクタな人、何か辛いことがあって精神的にボロボロな人だっていたかもしれないのに。

 

ちなみにその子は電車に飛び乗るほど元気な子だったから余計にそう感じたのかもしれないけど。

 

そしてお母さんがそう言うことで、席を譲ってくれた初老の女性もその場に居づらくなることをわかって言ったのだろうか?